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ただの風邪だと思ったらコロナだった私の喉の違和感日記
1月15日、月曜日。朝起きた時、少しだけ喉が乾燥している感じがした。昨夜、加湿器の水を入れ忘れたせいだろうと思い、コップ1杯の白湯を飲んで出勤した。日中は特に問題なく過ごしたが、夕方になるにつれて、喉の奥に小さなトゲが刺さっているような、チクチクとした感覚が始まった。1月16日、火曜日。深夜2時に激しい痛みで目が覚めた。昨日までの「違和感」はどこへやら、今は明らかに「異常事態」だ。唾を飲み込むだけで喉が引き裂かれるような痛みが走り、鏡で喉を見ると、見たこともないほど赤く腫れていた。熱を測ると37.2度。微熱だが、体が妙に熱く感じる。近所のドラッグストアで市販の風邪薬とのど飴を買い込み、仕事を休むことにした。1月17日、水曜日。熱が38.8度まで跳ね上がった。喉の痛みはさらに増し、今は「喉の中に火がついた炭を押し込められている」ような熱さと痛みがある。水さえも飲むのが辛く、一気に体力を奪われていくのが分かる。もしやと思い、自宅にあった抗原検査キットを試すと、線が出る場所にみるみるうちに赤いラインが浮き上がった。コロナ確定だ。保健所に連絡し、自宅療養が決定。1月18日、木曜日。痛みは絶頂に達している。唾液が溜まっても、飲み込む時の痛みを想像するだけで体が震える。結局、洗面器を枕元に置いて、唾液を吐き出すことにした。声は完全に枯れ、ガラガラを通り越して音にならない。食事はウィダーインゼリーを1時間かけて少しずつ流し込むのが精一杯だ。1月19日、金曜日。熱は37.5度まで下がったが、喉の痛みはしぶとく残っている。ただ、昨日よりはほんの少しだけ、破片が丸くなったような気がする。夜、久しぶりにうどんの汁を数口飲むことができた。1月21日、日曜日。発症から約1週間。ようやく普通に会話ができるようになった。喉の痛みは「強い風邪」の程度まで落ち着いたが、今度は体全体の怠さが抜けず、少し動くだけで息が切れる。今回の経験で一番驚いたのは、症状のスピード感だ。喉の「あれ?」という感覚から、24時間以内に動けなくなるほどの激痛に変わった。コロナはただの風邪だと言う人もいるけれど、この喉の痛みを知ったら二度とそんなことは言えないはずだ。喉という小さな器官がこれほどまでに生活の全てを支配し、苦しみを与えるとは思いもしなかった。1月25日、木曜日。全ての症状が消え、職場に復帰。同僚に「喉はどうだった?」と聞かれ、私は「ガラスの破片を100枚飲んだみたいだった」と答えた。冗談抜きで、人生で一番辛い喉の痛みだった。もう二度とごめんだ。